斎場は葬儀を行うための設備が充実しているのが特徴

斎場は葬儀を行うための設備が充実しているのが特徴
斎場は葬儀に特化している施設で、関連する設備が充実しているのが特徴ではないでしょうか。斎場には一般的に葬儀を執り行うホールと親族や僧侶の控室、遺体の安置室などが設けられています。ホールは規模によりますが、数十名から100名以上が収容できることが多いです。親族向けの控室は休憩だけでなく、着替えもできるようになっています。キッチン付きでお湯が沸かせたり、簡単な食事が摂れるのも特徴です。宿泊にも対応する斎場であれば、布団を完備していたりシャワーも設置されています。僧侶向けの控室は家族向けよりもシンプルで、設備は必要最小限に留まります。安置室は安置所や霊安室などの呼び方もありますが、一定の温度で遺体が傷まないように管理できる部屋です。斎場には他にも敷地内に火葬場があって、高齢者でも楽に移動して利用できることがあります。このように設備の充実が見られる施設ですが、公営と民間で違いますし、民間同士でも比較すると違いが見えてくるのではないでしょうか。
斎場とは?霊安室は希望する場合2~3時間利用が可能
セレモニーホールなど葬儀会場はお葬式全般を執り行うことができる施設で、主に葬儀社が運営を行っている施設になります。火葬場は公共施設で自治体が運営を行っているところが多いのですが、東京都においては自治体が運営しているところよりも民営のところの方が多いといった特徴を持ちます。火葬場を持つ葬儀会場は一般的に斎場の名が付いていて、お通夜・告別式・葬儀といったお葬式全体の流れを一つに場所で執り行える、さらに火葬がその場でできるので参列した人は別の場所に移動せずに済むメリットもあります。高齢者が多い葬儀ともなると場所の移動は何かと負担になるので、斎場を選べば火葬も告別式も移動負担もなくできるメリットがあるわけです。また、斎場には霊安室を完備しているのが一般的ですが、これはご安置施設とも呼ばれるもので故人と面会ができるのでお葬式を執り行う前に故人と遺族が静かな時間を過ごすことが可能です。ただ、霊安室は希望する場合に限り2~3時間の利用が一般的です。